静岡産科婦人科学会会長 挨拶
静岡産科婦人科学会会長 伊東宏晃
皆様 こんにちは。
静岡産科婦人科学会は静岡県の会員の皆様の医療向上のために様々な業務を行っております。業務内容により浜松医科大学内の学会事務局と静岡県医師会館内の医会事務局が協力して担当しております。静岡県内の会員の皆様の産婦人科専門医あるいは産婦人科指導医の取得、更新の事務手続きならびにWeb雑誌であります静岡産婦人科学会雑誌(ISSN 2187-1914)の発刊を行っておりますが、これらの業務の事務局は浜松医科大学産婦人科医局内に設置しております。また、静岡産婦人科医会の皆様の協力をいただきつつ春、秋2回の学術集会を開催しておりますが、学会費の納入手続きとともに、静岡市の静岡県医師会館内にあります静岡産婦人科医会の事務局に業務担当していただいております。
令和2年初頭から新型コロナウイルス感染が広まり、静岡県内の医療環境は激動の時代を迎えつつあり、産婦人科の診療施設も多様かつ急速な対応を迫られつつあります。一方、コロナ禍への対応の混乱の中で働き方改革へのロードマップは粛々と進行しております。とりわけ、県内の分娩取り扱い施設は様々な現実的対応を求められる事態が予想されます。諸事多難な時代を迎えておりますが、激動する医療環境への対応を契機としてsustainableな産婦人科の研修、診療体制を構築すべく、静岡産婦人科医会の皆様と協力しつつ取り組んで参りたいと思います。そして、新型コロナ感染ならびに働き方改革の両面に対応し、かつ次世代を担う若手医師の民様にとって魅力ある産婦人科の研修体制を静岡県に構築することを目指して参りたいと決意致しております。